旅行記パート3、St Philip

最後に訪れたのは、PAMUKKALEとHIERAPOLIS.

綿の宮殿と言う意味を持つPAMUKKALEはLYCOS VALLEYを見下ろす山の一面にあり白い石灰質の棚田の中に青い温泉が満ちている美しい場所です。
石灰岩中のカルシウムを含んだ地下水が地熱で温められ湧き出て温泉となり、カルシウムが沈殿して棚田を作り出しています。この温泉は昔から数々の病気に効くヒーリングパワーで知られています。
すぐ脇に自然の温泉プールがありこのお湯を体験する事が出来ます。ローマ時代の遺跡が中にゴロゴロ転がっているこのプールで寛ぎました。

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PAMUKKALEから見下ろすLYCOS VALLEYも息を呑むような美しさでした

PAMUKKALEの上方にある古代都市HIERAPOLIS,聖なる都市という意味を持つそうです。
やはりいくつかの古代文明の下で栄えてきましたがもっとも残っているのはやはりローマ遺跡。
アポロ神殿跡、ローマ劇場跡、AGORA(マーケット)跡、などが残っています。

HIERAPOLISから少し離れた場所にあるのがMARTYRIUM.
ここはキリストの十二使徒の一人,St.Philipが十字架の上で殉死した場所です。
ショトルに乗らないと行けないのですがおまり訪れる人がいないのでシャトルが出てくれません。仕方なく最低人数分の料金を払って特別に連れて行ってもらいました。でもそのおかげで完全な静けさの中でそこを訪れる事ができました。

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St Philipはキリストのお弟子さんの中では地味な存在ですが、その福音書が1945年エジプトのNag hammadiで発掘されました。共に発掘されたのがやはりそれまであまり知られていなかったSt Thomasの福音書です。
St Philipの福音書は発掘あと、Mary Magdalene,マグダラのマリアについての記載で注目を浴びました。これまでのキリスト教儀の教えとはかなり違う人物像、キリストに最も近く教えを最も深く理解していた人として描かれていたのです。

十字架の上での死、受難を聖なる行為として祭るMARTYRIUMを見ることにはちょっと複雑な思いがありました。けれど完全な静けさの中でその場に立ち、足元に広がる癒しの場所PAMUKKALEを眺めているうちに心の中に
'Where there is no love, put love"と言う言葉が浮かんできました。
何かの理由でこの場所を訪れる必要があったことも感じました。
深い癒しの経験でした。



The message of the crucifixion is perfectly clear;

Teach only love, for that is what you are.


ア・コース・イン・ミラクルズ T91
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by hagiel | 2010-08-29 04:59
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