グリーンランドの氷

数日前のTHE INDEPENDENT紙にとても気になる記事が載っていた。NASAのスペースサイテンテストでありブッシュ政権の環境対策チームの一員である、ジム ハンセン氏によって書かれた記事である。大体要約してみると・・・サテライトによるグリーンランドのICE CAPの観察の結果、どうもグリーンランドの氷は、5年前の2倍の早さで解けているらしいのだ。そしてこの速度は、2年前の予想もはるかに上回っているらしい。その速度は、1年に2百キュービックキロメーターということで、この状態があと数年つずくともう取り返しのつかないポイントに近づいてしまう。そしてハンセン氏は、この事実をメディアを通して世界的に発表しようとしたところ、あいも変わらずブッシュ政権の強い妨害にあいつぶされてしまったそうなのだ。しかし彼は、地球の環境問題を扱う科学者としての立場からあえて、世界のリベラル紙の何社かに当たりこの事実の発表に踏み切った。
その文面からは、私たちにはほとんど時間が残されていないことがひしひしとつたわってくる・・。
今の私たちは、ほとんど氷の張った湖の上で焚き火をしているバカに近い状態なのかもしれない。

今地球が直面している環境問題は、人類全体が宇宙から課されている難しい問題であると思う。私たち一人一人が、魂の成長のため次から次へと人生の難題に取り組むように人類は、地球レベルでの難題に直面している。それは、いっせいに受ける共通のテストのようなものだが、厄介なことは、どんなに共通な問題であれ、結局は一人一人が自分自身で取り組まなければならないことだ。環境問題も同じであると思う。結局は、その個人がこの問題にどのような姿勢で対処したか、がその人間のカルマとなって帰ってくる。そして個人のカルマが合わさり集団のカルマとなっていく。

環境問題に対する個人の反応は、実にさまざまだ。多くの人が驚くほど関心がない。関心は、あってもできることなど限られている、と投げやりになる人。多少何か貢献してみよう、という姿勢のある人、もちろん積極的に取り組んでいる人たちも多数いる。意識のアセンションという観念の世界からアプローチする人たちもいる。実生活でどれだけのことをしているかは、べつとして・・・。

そして私は、というと・・・、環境問題に対して具体的にやっていることは、・・セントラルヒーティングの温度を23度から20度に下げてセットする、洗剤などを詰め替え可能なエコフレンドリーナ物を使う、スーパーに買い物に行く時自前のバッグを持っていく(あの膨大な数のプラスチックの袋で無駄になる石油の量を考えるとめまいがする・・・)、無駄な電気をなるだけ消す、RENEWABLE ENERGY FUNDにも投資してみた。けれど、やっていることなど実に微々たる物だ。ほとんど何にもやっていないと同じだと思う。そしてこれは、全部確実に私自身のカルマになってくる。
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by hagiel | 2006-02-25 07:07
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